オーガニックパパイヤ農場は、強風からパパイヤを守るために、ココ ナッツやマホガニーなどの高木とバナナやカカオ、ニームのような中低木を植えています。
バナナやカカオはミミズ肥料の餌にもなり、窒素、リン、カリウムといっ た貴重な栄養塩として、パパイヤの成長を助けます。
農地の隅々に植えているシトロネラとマリーゴールドは忌避剤効果があり、様々な害虫からパパイヤを守ります。
また、土壌の保水にも効果もあります。 最高水準のオーガニック農場での取り組みは、体に安全で高品質な青パパイヤを生産するだけでなく、経済性と持続性を確保することにもつながります。
ココナッツは食用として重宝され、その繊維や豊富な有機ミネラルは肥料としても使われます。
植物の成長の3要素の一つ、カリウムとリンが豊富に含まれてお り堆肥作りに欠かせません。また、強風よけになります。
窒素肥料を合成します。中低木として立体的な混植体系を作り出すための重要な役割を担います。
共生する根粒菌が空中窒素を固定し、根で窒素肥料を合成します。また、深根性で排水性改善効果があります。
フィリピンでは精霊が宿る木と言われています。大都市では優雅で日陰の木、農場ではコンパニオンプランツとして使用されます。
植物に寄生して品質や収量を低下させる線虫の密度を低下させる働きを持つため、農薬を使わずに済みます。
病原菌が付着している蚊や昆虫などの虫除けになります。パパイヤが病気になりにくくしています。
マリーゴールドの花へ虫を寄せつけることで、パパイヤに近づけさせない効果があります。雑草抑制効果も期待できます。
害虫忌避効果と、線虫に対する防除効果があります。更に放線菌を繁殖させ土を豊かに健康にする効果があります。
ミミズに植物を食べさせて団粒構造の土を作ります。カカオは窒素を固定し、バナナはカリウムとリンが豊富に含まれており、植物の成長を助けます。
強風からパパイヤを守ります。また、マホガニーは成長が早く二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防止します。
バイオ・ノーマライザーのフィリピン工場は、マニラ中心部より52km(車で約60分程)南の休火山マキンリーの麓、バタンガス州サント・トマス市のファースト・フィリピン・インダストリアル・パーク内にあります。日本の住友商事と現地財閥の共同開発で出来た新興工業団地で本田技研工業株式会社、イビデン株式会社、住友重機械工業株式会社、フィリップモリスなど、52社(内日系企業29社)が入居しています。パーク内の総従業員数は約1.6万人ほどになり、フィリピン経済を支える工場集積地の一つです。
工場内には青パパイヤの発酵を充実させるため、常時温湿度管理の出来る専用ルームを完備しています。検品などの緻密な作業は機械任せでなく、青パパイヤの一つ一つを人間が丁寧に、また、精密検査機器の整った研究室では、資格を持った検査スタッフが徹底した品質管理を行っています。
日本国内の正規販売店も率先してフィリピン工場に訪れて、バイオ・ノーマライザーの徹底した品質管理の方法とその体制を見学し、研修を行っています。
「トレーサービリティ」とは、食品がどこから来てどこへ行ったかわかるようにするものです。バイオ・ノーマライザーでは当社独自の選定基準により、選び抜かれた青パパイヤを生産し厳重な管理体制のもとで収穫を行います。また、第一次製造を行う自社フィリピン工場~輸送~第二次製造~充填包装~在庫管理~店舗発送にいたる全ての工程において検査・管理を行っています。